2010年4月23日
帯状疱疹後神経痛の治療薬
帯状疱疹後神経痛は、神経障害性疼痛の一種で、いったんできあがってしまうと、治療するのはとても難しい痛みです。
神経が障害されて脊髄に痛みの信号がたえまなく伝わると、脊髄の痛みの伝達経路や伝達様式が変化してしまい、通常の鎮痛薬では痛みがとれない状態になってしまいます。
痛みを感じる原因が脊髄や脳にあるので、帯状疱疹後神経痛の治療薬は抗うつ薬や抗てんかん薬、抗不安薬などのように、中枢に作用する薬が使われます。
3年ほど前に治験を行っていたプレガバリンが、やっと厚労省で帯状疱疹後神経痛治療薬として承認されることになりました。
この治験に参加してくださったある患者さんは、長年いろいろな治療を受けてきたが、この薬が一番効果を感じるとおっしゃっていました。
この薬をもってしても、完璧に痛みをとることはできませんが、今までよりはずいぶんらくな状態を作ることはできると思います。
帯状疱疹後神経痛に悩む患者さんにとっては朗報です。
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