やっとできた

日本ペインクリニック学会で、「慢性疼痛に対するデュロテップMTパッチの有効性と問題点」という題で、22例の患者さんのデータを元に発表します。

ずっと、データの羅列だけを眺めているだけで、どういうまとめかたをしようか、どこに焦点をあてようかと、漠然と思うだけで、何時間かまとまった時間も作れないので、なかなか考えがまとまりませんでした。

まず、どんな慢性疼痛の患者さんに使ったか、患者さんの背景を出して、それから結果では有効性を示して、副作用を示して、22例の中で、中止した6症例について、検討して……

いい薬だけど、たくさん使っているうちに、やっぱりこういう注意が必要、こういうところは問題だ、というところが浮かび上がってきます。

いわゆる「慢性疼痛」という痛み疾患の、スタンダードな治療をしたあとに、追加で麻薬を使うか、麻薬を使いながら、慢性疼痛の治療を平行して行い、効果が得られるに従って、麻薬を減量するか、というやり方のどちらかが大事だと考えて、そこを強調するようにしました。

「慢性疼痛」という痛みの病態は、完全に痛みがとれることはないことを患者さんによく説明して、痛みの治療の目標を提示することも大事かなぁと思います。

学会で発表するような機会があると、プレゼンテーションのために、結果をまとめて、考察を加えていくので、そういう作業の過程で、問題点がクリアになってきて、頭の中の霧がはれるような感じがしてきます。

できあがったときには、達成感と充実感ですごく嬉しくて「ばんざ~い」と言いたい気分でした。

18:00ころの新幹線で京都に行って来ます。

カテゴリー: 学会・研究会, 慢性疼痛 — admin 4:13 PM
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