発表してきました

会場は京都の国立国際会議場です。

ポスターセッションでの発表なので、朝から会場に行き、自分に与えられたスペースにポスターを貼りました。プレゼンテーションは、午後からですが、ポスターは2日間貼りっぱなしです。たくさんの人がみれるようにとの配慮です。

A4の紙を12枚。右肩が、肩関節周囲炎で、腕が上に上がらないので、貼るのに苦労しました。

午前中は、「術後痛のメカニズム」という、動物実験による基礎研究のシンポジウムを聞いて、お昼は食事をしながら、ランチョンセミナー「神経ブロックの稀な合併症」の話を聞きました。

私が発表するセッションは、ずいぶん聴衆が多くてびっくりしました。今一番、旬の話題ですから、たくさんの人が興味があるんだと思います。

質問も多く、ディスカッションもさかんで、ほっとしました。発表し終わったときに、し~んとして、質問もコメントも何もいう人がいないと、あまりいい内容じゃなかったのかなとしょんぼりしてしまいますからね。

発表のあとは、西荻ペインクリニックは、今年、、「ペインクリニック専門医指導施設」の認定をもらったので、その専門医指導者講習会というのに出席してきました。

安全、倫理、感染、に関するわかりきった講義を合計3時間も聞きました。

京都まで行ったのに、新幹線-地下鉄-会議場-地下鉄-新幹線という行程で、京都の風情とはまったく無縁の行程でした。

学会で勉強してくるだけと比べて、自分で発表するとほんとに消耗します。でも、長い時間かけてためいきつきながらがんばって、あぁ、嫌だなぁと思っても、最後にパッと花がひらくように、すごく嬉しい瞬間があるんです。だから、なかなかやめられないんですよね。

カテゴリー: 学会・研究会 — admin 11:52 PM  コメント (0)

やっとできた

日本ペインクリニック学会で、「慢性疼痛に対するデュロテップMTパッチの有効性と問題点」という題で、22例の患者さんのデータを元に発表します。

ずっと、データの羅列だけを眺めているだけで、どういうまとめかたをしようか、どこに焦点をあてようかと、漠然と思うだけで、何時間かまとまった時間も作れないので、なかなか考えがまとまりませんでした。

まず、どんな慢性疼痛の患者さんに使ったか、患者さんの背景を出して、それから結果では有効性を示して、副作用を示して、22例の中で、中止した6症例について、検討して……

いい薬だけど、たくさん使っているうちに、やっぱりこういう注意が必要、こういうところは問題だ、というところが浮かび上がってきます。

いわゆる「慢性疼痛」という痛み疾患の、スタンダードな治療をしたあとに、追加で麻薬を使うか、麻薬を使いながら、慢性疼痛の治療を平行して行い、効果が得られるに従って、麻薬を減量するか、というやり方のどちらかが大事だと考えて、そこを強調するようにしました。

「慢性疼痛」という痛みの病態は、完全に痛みがとれることはないことを患者さんによく説明して、痛みの治療の目標を提示することも大事かなぁと思います。

学会で発表するような機会があると、プレゼンテーションのために、結果をまとめて、考察を加えていくので、そういう作業の過程で、問題点がクリアになってきて、頭の中の霧がはれるような感じがしてきます。

できあがったときには、達成感と充実感ですごく嬉しくて「ばんざ~い」と言いたい気分でした。

18:00ころの新幹線で京都に行って来ます。

カテゴリー: 学会・研究会, 慢性疼痛 — admin 4:13 PM  コメント (0)

これから学会の準備

学会で研究発表することは、今の日々の仕事からいって、エクストラの仕事になります。

毎日の外来診療は最優先させなければならないし、経営者としての業務、家庭のこととルーチンワークをこなしていると、自分の発表の準備は、ついつい後回しになってしまいます。

本当は今頃は、準備がすべて終わって、京都に行って、明日はリフレッシャーコースで勉強をして……という予定のはずでしたが、金曜午後にする予定の自分の発表のためのデータのまとめや資料の作成がまだ完成していません。

出発を明日の夜に遅らせました。

患者さんの治療は、最優先事項だけれど、ペインクリニックの最先端の治療を行っていく上では、しっかり勉強をして、いつも問題意識をもっていることが必要だし、他の医師の役に立つことを研究して発表することは、私自身にとってもとても大切なことだと思っています。

今晩と、明日半日でなんとか形にしなくては……

あぁ、時間がたりない。昨日の夜はサッカー最後までみちゃったし……

カテゴリー: 学会・研究会 — admin 11:40 PM  コメント (0)

デュロテップパッチの症例報告をしてみようかなぁ……

麻薬系鎮痛薬のデュロテップパッチを販売しているヤンセンファーマーの方が、その薬のうちでの使用状況や、成果を教えてください、といってみえました。

この1ヵ月半で16人の患者さんにパッチを処方したので、その効果と問題点について話をしました。

薬の性質や貼付薬としての特徴から、効果を予想しながら、また副作用に注意しながら使うのですが、実際患者さんに使ってもらうと、予想以上の効果が得られたり、予想と違う経過をとったりすることが多々あります。

他の科の医師にも私の経験や工夫を聞かせたいと言われて、ちょっと気持ちが動きました。

確かに、この薬が慢性疼痛に使われ始めたばかりの現時点では、わたしの少ない経験でも、もしかしたら貴重な情報として提供できるかもしれません。

ちょうど、日本ペインクリニック学会の演題の申し込みの締め切りが、あと半日。なんとか間にあうかもしれないと思い、症例を詳細に検討し、抄録を書いておくりました。

日本ペインクリニック学会は7月に京都で開かれます。

カテゴリー: 学会・研究会, 治療効果 — admin 8:26 PM  コメント (0)

間に合った…(産業医更新)

5年前に開業の準備をしていたとき、ペインクリニックだけでは立ちゆかないときに、何かの助けになるかもしれない、と思って『産業医』の資格をとりました。

産業医になると、5年毎に所定の単位をとり、資格の更新をしなければなりません。産業医としての仕事をしていないこともあって、更新のための書類が送られてくるまで、すっかり忘れてしまっていました。

この2ヵ月で、日曜と休診の休みの日をフルに使って、講習を受け、単位を集めて、今日やっと書類を出すことができました。

資格を継続して、意味があるかなぁという思いが頭の隅をよぎりましたが、だからといって、資格を放棄するというのもなんだかもったいないですものね。

今度はちゃんと計画的に定期的に講習を受けていこうと思いました。

ほんとに、まにあってよかった……(ホッ)

カテゴリー: 医療一般, 学会・研究会 — admin 11:12 PM  コメント (0)

産業医研修会

大田区産業プラザPIOで開かれた産業医研修会に行って来ました。

井の頭通りから環八一本で行き方がシンプルなので、車で行ってみました。

行きは、朝早かったので、すいていて、やっぱり車での移動はらくだなぁと思いましたが、帰りはずっと渋滞で、20キロを2時間もかかってしまい、あぁ、やっぱりこれが東京だ……とため息がでました。

新型インフルエンザの対策や、うつで休業した人の職場復帰についての話など、昼休み1時間をはさんで、5時間の研修会でした。

その中で、産業医が関係した医事紛争の話は、講師の先生の話し方も上手でとても興味深く聞けました。

産業医としての仕事をしているわけではないのですが、うちには病気で仕事を休業して治療をうけにこられている患者さんもいらっしゃるので、産業医としての知識は、わたしの日々の臨床にも潜在的に役に立っていると思います。

カテゴリー: 学会・研究会 — admin 10:58 PM  コメント (0)

産業精神衛生研究会に行って来ました

日曜日の9:00から17:30までと一日がかりの会だったので、ちょっと億劫だったのですが、産業精神衛生研究会に行って来ました。

池袋にある帝京平成大学という大学の大きな階段教室に座って、大学生にもどったような気分で話を聞きました。

ストレスマネッジメント技法や認知行動療法についての話はとてもおもしろくて、毎日の診療に役に立ちそうな内容でした。

午後からは、あまりおもしろくなくて、眠気との闘いです。

専門分野ではなくても、声がはっきりしていて、話し方が明快だったり、話のフォーカスがはっきりしていると、わかりやすくて、内容にも興味を惹かれるのですけどね・・・

8時間の研究会の中で、一つでも役に立つ話を聞けて、少しでもこれから調べてみたいと思うようなテーマが心に残れば、じゅうぶん満足できます。

カテゴリー: メンタルヘルス, 学会・研究会 — admin 11:10 PM  コメント (0)