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講演するということ

6月28日の夜、

『ペインクリニックにおける薬物療法』

-痛み治療におけるデュロキセチンの位置づけ-

という題目で講演をしてきました。

場所はヒルトン東京の一室。杉並区の整形外科、脳外科、内科の先生方が集まってくださいました。

ちょうどいろいろな仕事が一度に重なった忙しいときだったので、準備のためにスライドを作っているときは、引き受けなきゃよかったなぁ・・・と少し後悔していたのですが、文献を調べたり、沸いてきた疑問を調べたりしているうちに、経験からこうだろうと考えていた漠然としていたものが、だんだんくっきりとしてきて、腑におちるというか、納得できたというか、頭の中がすっきりする感じになりました。

「情けは人のためならず」ということばが、頭に浮かんできました。

「講演会は人のためならず」

人前で講演をするということは、自分自身のためでもあるんですね。知識の整理ができて、良いチャンスをいただけたなぁと思いました。

 

 

塩野義製薬で講演してきました。

タイトルは『ペインクリニックにおける薬物療法』

最近注目されているサインバルタという新しいタイプの鎮痛薬の話を中心に進めました。

サインバルタは塩野義製薬の製品ですが、薬を医師に紹介して営業をしておられるMRの方たちは、臨床でどのように使われているかを知るチャンスがないということで、効果や副作用、使い方の工夫などを話しました。

サインバルタは、SNRIというタイプの薬で、痛人間の身体が自然に備えている、下行性抑制系という鎮痛システムを強化する働きをもっています。

ペインクリニックで多く扱っている神経障害性疼痛の鎮痛薬としてとても効果があります。

このサインバルタは、国際疼痛学会のガイドラインでは、以前から第一選択薬だったので、私は以前から多く使ってきましたが、日本では今年、慢性腰痛症の保険適応が許可されたので、注目されて一気に広がった感じがあります。

講演会は、19:15から1時間。皆さん仕事後のお疲れのところ、熱心に聴いてくださって、質問もたくさんでて、とても満足のいく講演になりました。

 

肩こり

1ヶ月ほど前から、忙しさとストレスで肩こりがひどい状態が続いていました。

頭がぐ~っと重くなって、あぁ、つらいなぁという感じです。

忙しいということは、仕事の時間が長くなり、平行してパソコンに向かっている時間も長くなり、運動する時間がとれなくなるので肩こりはひどくなる一方です。

まず、手軽に、葛根湯を服用しました。ちょっとらくかなという感じです。

湿布をはったり、置き鍼を貼ったり、自分でできることを続けていました。これもちょっといいかなという感じです。

うちのドクターにトリガーポイント注射をしてもらいました。これはよく効きます。数時間はらくになりました。

忙しさや、ストレスという原因がなくなれば、このくらいの治療でじゅうぶんかもしれません。

でも、日々の仕事やストレスが続いているときは、肩こりはだんだんひどくなり、セルフ治療ではなかなかとれなくなってしまいます。

こういうときは、星状神経節ブロックに限ります。

早めに午前診療が終了した日に、さくらい先生に左の星状神経節ブロックをしてもらいました。注射して5分くらいすると、左の目の奥や、鼻の奥が、ドックンドックンと脈打つような感じがしてきました。まさに血流が増えているという感じです。

30分でおきあがってみると、肩はすっかりらくになっていました。さすがによく効きます。

来週も時間をみつけて、今度は右の星状神経節ブロックをしてもらおうと思っています。

インタビュー

東京保険医協会で発行されている「診療研究」の巻頭に掲載される 『ルポ・第一線医療』という記事のために、インタビューを受けました。

保険医協会の事務局の方2名と、精神科医でもあられる片倉編集部長が西荻ペインにきてくださって、1時間ほどお話をしました。

テープで録音しながら、片倉先生が熱心にメモをとられていましたが、非常に楽しい時間で、1時間はあっという間に過ぎてしまいました。

もちろん片倉先生とは初対面ですが、ひさしぶりに会った旧友と話しているような感じで話がはずみ、インタビューが終わったときは、あぁこれがプロの精神科医なんだなぁと思いました。

人の心を開かせるのが上手というか、患者さんもこんな精神科医の先生になら信頼して、安心して、自分の気持ちを語れるのだろうと思いました。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

暖かくておだやかなお正月でしたね。

4日から診療を開始して、1週間がすぎ、クリニックの混雑もだいぶおちついてきました。

普段は、受付のスタッフが予約を上手にふりわけて取ってくれるので、比較的待ち時間は少ないほうだと思いますが、さすがに休み明けは、待ち時間が長くなってしまいます。

「お待たせしてすみません」と一人ひとりに謝りながらやっていると、「いいんですよ~。すいているペインクリニックにかかるのは不安ですから」と笑いながらおっしゃってくださった患者さんがいました。

患者さんの数は多いですが、待ち時間をできるだけ少なくして、ストレスなく治療に通ってもらえるように、スタッフ一同いろいろな工夫をしています。